[NV350キャラバン車中泊DIY] 窓埋め&断熱&フルトリム&ウッド化


NV350キャンピングカー化まとめ




一昨年の年末から始めたキャラバンの改造、(夏から11月の車検まではトリップいき過ぎて何も進んでなかった) ここ2ヶ月くらいで内装の表面が完了した。

去年末くらいはもうベッド作る気満々だったけど、急に”窓って寒くね?”とか鉄板結露するし熱伝導すごいしやばくね?って思い、

で、とりあえず無計画で窓埋めから作業を始めた。

で、やったのがこれら


  • 窓部分の断熱(窓埋め)
  • 窓の上部分の断熱
  • 鉄部分の生地貼り(ウッド化しても隠れない部分)
  • ウッド化


全作業を動画にまとめた。




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窓部分の断熱(窓埋め)


窓は開く部分だけ残してほぼ埋めた。

まずダンボールで型を作った。

何回も窓に当てながらぴったりになるまでちょっとずつ削った。



2つある小さい窓は形が同じなので一つだけ型取りすればおk。
あと、削り過ぎたら、他のダンボールを合体させて改めて形を整えた。


窓はスモークフィルム貼ってあるけど、外から見たときに不自然にならないように黒いやつを窓際に配置した。
ホームセンターで偶然見つけたアイリスオーヤマの断熱ラバーシート。







これを型に合わせてカット。



で、スタイロフォームを型より2センチくらい大きめでカット。
なんでかというと、ラバーしとはガラス部分にぴったり収まるように切って、
スタイロフォムはガラスの周りの鉄の薄い部分にかかるように切った。
(文章で表しずらいけど、動画見ればすぐわかると思う)

窓は2,3センチ奥まってたので、厚さ2センチのスタイロフォームを使った。







ガラスにテープ貼りたくなかったので、ラバーシートを窓にはめたらその周囲の鉄に両面テープの片面使って接着。
で、その両面テープのもう片面にスタイロフォームを接着した。
(文章で表しずらいけど、動画見ればすぐわかると思う)

やり方はその場で思いついた。






わるくなーい


両面テープはこれ





んで、養生してから発泡ウレタンスプレーをスタイロフォームの周りの隙間にぶち込んだ。これで断熱強化しつつスタイロフォムをがっちり固定する作戦。

 養生



発泡ウレタンは倍くらいの体積に膨張するらしいので、木材をつっかえ棒にして、固まるまで押さえつけた。





発泡ウレタンスプレー
このスプレー、すごく気持ちよかった。
じゅ話ああああああああって出てきて。

ただ、さわるとハイパー取れずらい粘着性なので要注意。
換気も必須。

これ。




発泡ウレタンスプレーは固まったら意外と硬かった。(初体験)



ここの天井前部とピラーの間の内張り外したままだったので、天井に合わせてカットして戻した。(天井は不要な部分をカットした。動画参照。)


戻す前。中途半端な状態。


窓の上部の断熱


窓の上の部分はどうせ棚とかで隠れるしそのままでいっかって、ずっと思ってたけど、
徹底的にやってやる精神が湧いてきたのでちょっと頑張ってみた。

まず、角材をボディに打ち込んで断熱材(発泡ウレタン)を入れる枠を作った。
これは後で羽目板を固定する土台にもなる。

発泡ウレタンは超粘着性が強いので、垂直面でも木とかがきっかけがあればブチ込めると考えた。


というわけでホムセンで栂の角材を買ってきた。


チャリボー活躍



サイズは厚さ9ミリのと、15ミリのやつ幅とながわはテキトー




角材の厚さと気分で、鉄板ビスの長さは変えた。




基本的に全部ドリルで下穴開けてから鉄板ビスをぶち込んだ。
基礎になるので鉄板ビスは多めにブチ込んで強力に固定した。



レアルシルトもろとも固定した。




配線の通り道は確保した。





ドリルたち

SUAOKIのポータブル電源は便利そうなので買ってみたけど超便利。




これ、この店で買ったんだけど、最初届いたのが初期不良で起動しなかったので交換お願いしたらすぐ対応してくれた。

その後は順調。


300W出るから電動工具もギリ使えるし、サブバッテリーに使ってる鉛バッテリー(128AH)に比べて容量あるくせに(137AH)小さくて軽い。

重さは鉛バッテリーが37キロに対し、SUAOKIは6キロ。
同期の言葉を借りて表現すると、 "全面的に上回ってる。"

ただインバーター付けたりソーラー充電、走行充電の観点と、あとはコストの点では鉛バッテリーがまだまだイケてるはず。

車検の時外してから外しっぱなしだけど、後でベッドづくりが完了したらまたサブバッテリーを設置する予定。(※その時には2個置く予定。(すでに入手済み))


suaoki電源でドリルのバッテリ充電しながら作業した


天井前部との境目部分は、天井の裏側に少し入り込むくらいにした。






縦に貼る分も切って固定した。





で、発泡ウレタンをひたすらぶち込んだ。
こんな感じでもこもこになった。



んで、固まった後で膨らんではみ出た部分を切除した。
カッターで簡単に切れた。

が、面倒なのでディスクグラインダーに研磨ディスク付けて削ってみたら、
速いは速いけど粉塵やばすぎて死ぬかと思ったのでやめた。

カッターだと固形のままカットできる。




せっかく入れた発泡ウレタンが勿体無いと思うくらい、大量の削りカスが出た。




配線の通り道は確保した。



こっちは狭すぎたのでノミとハンマーでこじ開けた。







↑この写真にあるグレーの仕切りバーアタッチメントは前回の記事にもあるけど、頑張って外した。


で、この後はタイベックスマートさん(調湿気密シート)を貼った。
このシートは天井や壁のした部分を断熱した時も使ったけど、(その残りがいっぱいあるので今回も使った。)

これよくわかってないけどその性能に期待している。

冬は湿気を通さず夏は通すことで、通年で内部結露を防いでくれるらしい。
出来るだけ気密になるよう縁に隙間なくテープを貼って接着した。




タイベックスマート






鉄部分の生地貼り

これ。まさかやらないと思ってたけど、やってしまった。
曲線どうすんだとか末端どうすんだとか、どうやってはるんだとか色々疑問があったけど、やってみたら意外とうまくできた。

てかやってる間にコツがわかった。

生地はまず断熱強化の下地用に厚さ2ミリの半硬質ウレタンを4メートルゲット。








表面にはる用に、モケット?を3メートルゲット。これも厚さ2ミリくらい。
JABIAの難燃性認証取得済みのもの。(じゃないと車の内装に使えない。)








接着には3Mのスプレーのりをメインで使った。
いつもの速乾ボンドと両面テープも組み合わせて使った。

どう使い分けたかというと、

仮止めには両面テープ、全体はスプレーのり、末端や接着しずらい素材には速乾ボンド

といった感じ。

素材と接着剤の相性は事前に検証した。

スプレーのりは、ウレタンもモケットも鉄に接着可能、ウレタンとモケットの接着も可能。ただ調湿気密シートに対する接着力ははちょっと弱め。

なのでそこは速乾ボンドを使うかなーって感じ。

3Mのなかで99の他に77とか色々スプレーのりの種類があるけど、99が強くて素材にもマッチして良さそうだった。トータルで6本使った。(高かった...






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後ろの上の部分は3方向にカーブしてて一見えぐいんだけど、段取りに慣れちゃえば簡単だった。

両面テープで仮止めして(今思えばいきなりスプレーのりでもいい気もする、


スプレーでざっくり貼って、


形を整える



あとは写真をざっと...












下の部分は見えないしモケット節約のために、アルミホットンシートを貼った。
昔床下の断熱に使うかもと思って(結局使わなかった)買った1000円くらいのアルミホットンシートが、まさかこんなに断熱に活躍するとは思ってもみなかった。









ウレタン貼り終えたら、モケットを貼っていった。
高価だから最初は緊張した。

こんなところは1枚貼りとかまず無理なので、適当に分割して貼っていった。



ざっくり切って仮止めし、


カーブしてる端をカッターで型取って、


接着したのち、末端はゴムのモールを被せて綺麗に収めた。




こんな具合で貼っていった。




後ろもこんな感じ。
サイド貼ってから、


上を貼った。



生地貼り完了。





ウッド化

ついに一番楽しい作業。

まずは壁の上部分をやった。

デーーーん(いきなり完成の写真)






で、壁の真ん中部分(窓だった部分)

ここの部分にどうやって木を貼っていくか、直前までイメージついてなかったが、
直接羽目板を固定するのはどう考えても無理ゲーだったので、上部と同じく土台となる木をボディに固定してから、その上に羽目板を固定することにした。

この土台作成がちょい大変だった。

窓の周りの鉄板、特に一番後ろの部分が木を打ち込める平らな部分が超狭くて、しかも生地やらシートが貼ってあってどこに木を打ち込めるのかすごいわからなかったので、

せっかく貼ったシートをちょいと破いてビス打ち込めそうな場所を確認してから固定した。

何回かミスったけど、どうせ下地になる木なので穴の開け直しとか全く木にする必要なかった。(素晴らしい)





途中ドリルが折れまくったのでホムセンで補充した。


こんな感じで鉄板部分に土台の木(栂材)をぶち込んだ。



からの、羽目板でウェえええええええええええええええええええええええい

滑らかな曲線にするのめんどくさかったので、後ろが段々になった。






窓部分と、この後のドア内側の上部に貼った羽目板は、追加で買ったちょい薄めのやつを使った。(これも天井と同じく桧の無垢材)

湾曲する壁面にも問題なくフィットした。
桧独特のいい匂いも最高。





最後に、残りのスライドドアとリヤハッチのところも生地貼りと上部に羽目板を貼った。
羽目板は、あらかじめ何枚か接着してから形をくり抜いたものを、鉄板ビスでぶち込んだ。

生地はめんどくさいのでウレタン貼らずにモケットを直接鉄板に貼り付けた。







窓の縁は、ホムセンで買ってきたゴムのモールをつけて生地の橋と共に挟んで出来るだけ綺麗に仕上げた。


リヤハッチの窓も同様。








右後ろの窓は、スタイロフォームが横から見えないようにモケットの切れ端使ってカバーして仕上げた。木で窓枠フレームみたいにしようと思ったけど思ったより曲線が多くて面倒なので生地を両面テープで貼るだけという手抜き工事でフィニッシュした。

以上、素人ながら大満足の出来になった。

次はついについにベッドの作成には入れそう。やっと。