【書評】 成功のコンセプト 成功の法則92ヶ条

2010−2011の年越しは、読書だった。
人生初!読書で年越し!

居酒屋バイトで年越しはやった事あるけど、読書もなかなかのもんだった。
楽天の三木谷さんの本を2冊読んだ。


成功のコンセプト
価格:1,470円(税込、送料別)

【送料無料】成功の法則92ヶ条
価格:1,680円(税込、送料別)


成功のコンセプトが総論で、成功の法則92ヶ条はその各論にあたる。
一番共感したのは”仕事は人生最大の遊びだ”ってゆう言葉。
成功するためには自分の全てをかけて取り組むことは絶対条件だそうだ。
寝食を忘れて何かに打ち込む感覚。あれを仕事で感じられたら最高だと思う。

あとは物事の本質を見極めるという事。何事も”なぜ?”を繰り返し問い、掘り下げて考える。深く考えれば考えるほど普遍的な真理が見えてくる。そこから得られた情報をベースに将来を予測し、自分のやるべき事を考えることが重要。物事の表面だけ見ていては必ずどこかに矛盾が生じ、ビジネスにしても何にしてもダメになってしまう。三木谷さんが常識外れの判断を下す人だと言われているのは、いつも突き詰めて考えている人だからなんだと思った。楽天について、この2冊を読んで自分なりに理解したことを思い出しながら以下にまとめた。

<三木谷さん自身について>
まず根本にあるのが、三木谷さんは人を助けるのが好きだと言う事。担当するお店の売り上げが伸びて店主が喜ぶことに喜び、やりがいを感じる。
次に、高い目標が無いとやる気が出ない。あきっぽい。だからインターネットという変化の激しい分野に飛び込んだ。
<社会の本質と楽天のビジネス>
世の中の企業全体の中で中小企業の閉める割合は圧倒的多数だ。そして世の中に人が居る限り、個人商店や中小企業は絶対に消える事は無い。楽天のミッションは個人商店、中小企業をエンパワメントすること。つまり世の中に人が生きている限り楽天のビジネスモデルは崩れる事は無い。
楽天の強みでありユニークポイントは、顧客(商店)と消費者の繋がり、絆。インターネット産業といえども人と人の繋がりなくして継続性、将来性は見込めない。googleのような技術だけのサービスは、同じ性能のモノができてきたら相対的に価値が下がる。楽天の場合は商店、消費者との強力なコネクションがビジネスの根幹であり、最大の参入障壁になっている。この強みを活かして海外展開していく。
<将来性>
日本は海と言語という障壁に守られて独自のネット文化を築いた。楽天が海外の競合からの攻撃を受けなかったのはこの2つの障壁があったからだ。
インターネットはこれから爆発的に発展する。今はまだ初期段階。これから先、金融、広告、テレビ、あらゆる業界がインターネットに融合していく。インターネットがリアルを変えていく。インターネットで世界一の企業になるということは、世界最大の企業になるということ。
楽天は、人と人との繋がりをベースにしたインターネット産業で世界一になる。ちなみにインターネット業界での現在位置は世界第6位。

これが本から読み取った楽天の大体の概要。

本には楽天について事細かに書いてあった訳ではなくて、人や企業が成長するために必要なことが、日々の心がけや具体的な行動まで落とし込んで説明されている。スポーツとか歴史とかいろんな事例を例えに使っていて分かりやすかった。

で、この2冊を読んで感想文を計4000文字書いたんだが、何せ時間が全然足りなかった><
自分が本読むの遅いって事完全に忘れていて、2冊読むのに4日間もかかってしまって、感想書く時間が1日しか無かった。

もっとちゃんと段取りできるようにならないと、後々ヤバい。
とりあえずもう一回読む!