NV350キャンピングカー化まとめ
キャンピングカー製作のDIY動画など更新しています。チャンネル登録お願いします。
床張りが完了した。(フローリングマットはこれから)
一通り、動画にした。(合板切ってるところ以外ほぼ画像だが..)
チャンネル登録お願いします。
流れはこんな感じ。
- 純正の床マットを型にして合板を切る。
- 実際に車内に置いて見て調整をする。(凸凹部分の回避、排水用の穴あけ、末端の調整)
- 根太を貼る。
- 断熱材(純正&シンサレート)を置く。
- 断熱材の上にカットした合板を置いてビスで根太に固定する。
- 壁との間をコーキング。
合板について
今回床に使うのは、厚さ12ミリの構造用合板。
特類、2級、F☆☆☆☆ のもの。
|
合板の印字 |
構造用合板とは建築とかの構造物に使われる比較的頑丈な合板。
特類と1類があって、特類の方が湿気に強い。
特類の構造用合板は、常時湿潤状態におけ
る接着耐久性が確保されており、外壁や屋根の
下地板に用いる。1類の構造用合板は通常の
状態における接着耐久性が確保されており、防
水紙等で防水処理を施した外壁・屋根、間仕切
壁、床の下地板に用いる。 (出典:構造用合板の手引き)
1級と2級の違いは強度。1級の方が強いが床に使うには2級で問題ない。
2級の構造用合板は、壁・床・屋根の下地板
などの用途を考えて基準が作られている。(出典:構造用合板の手引き)
F☆☆☆☆というのは、ホルムアルデヒドに関して一番安全なやつってこと。
コンパネとか使ってる人多いけど、これから車内で長い時間過ごすことを考えると、F☆☆☆☆は譲れなかった。
合板の購入
ホームセンターで買ったら、直線10カットまで無料でやってくれるとのことでお願いした。
あらかじめ車内の幅を測っといて、2枚横に並べた時にちょうどその幅になるようにカットしてもらった。確か172センチくらいだから86センチずつだったかと。
ちなみに合板のサイズは一律で1820ミリ×910ミリ。
厚さは9ミリのもあったが、床に使うにはちょっと薄いと感じたので、車内の高さ確保にも気を使っているが12ミリにした。
1000円×4枚で4000円くらい。
|
ホームセンターで直線カット |
純正マットで型取り
合板4枚並べて(前2枚、後2枚)その上に純正マットを置いた。
幅と大体の長さは購入時にカットして置いたのでほぼぴったり。
各板の接線上に目印の×マークをつけた。
あとは鉛筆でなぞってアウトラインを写した。
一応後部座席の穴も写した。
|
幅がぴったりなので切る辺を削減できる |
|
×で基準点をマーク |
|
アウトラインを写した |
|
アウトラインを写した |
合板をカット&研磨
ジグソーでカットした。
人生初めての電動工具だったので緊張したが何の問題もなかった。
完璧に切れた。
そのあとサンダーで切り口をならした。
作業の様子は上の動画に全部写ってる。
30倍速くらいで。
電動工具は親父が一通り持っていたので(昔島に住んでて船作ったりしてたらしいww)
大体借りられた。
実家でやったのだが、関東に雪が降った数日後だったので雪が残ってた。
|
後ろの2枚 |
|
前の2枚 |
|
ジグソー |
|
サンダー |
車内に置いて調整
後日鵠沼に戻ってから試し置きした。
ほぼほぼOKな感じ。
|
全体的にいい感じ。 |
|
前部分。 |
|
右後ろ部分。完璧。 |
|
スライドドア部分。 |
全体的にいい感じだが、いくつか調整が必要だった。
1. 右前の部分
ここが当たってたので、のこぎりでカットした。
|
右前 |
|
カット |
|
done |
2. 前中央の部分
前中央が盛り上がってるので、それに乗って超浮いてた。
なのでこの盛り上がりを回避するよう線引きし直して、ジグソーでカットして調整した。
|
浮きまくり |
|
すごい浮いてる |
|
浮かないよう型取り① |
|
浮かないよう型取り② |
|
浮かないよう型取り③ |
|
ジグソーでカット(電源は発電機) |
|
調整完了① |
|
調整完了② |
3. スライドドア部分
ここはカット時はマットの型のままカットしていたが、
ステップカバーのグレー部分より若干内側に収まるように修正した。
あとでフローリングマットを貼ったあと、端をステップカバーの下に入れ込んで共締めする予定。
|
スライドドア側の調整 |
4. リア側
ここも、後ろのプレートより若干内側に収まるように修正した。
フロアマットをプレートに共じめしていい感じに仕上げられるように。
|
リア側の調整 |
5. 排水用の穴
かつて
床下の調査した時に、キッチン予定地の下に穴が2個あるのは確認済みだった。
排水タンクの排水用に使いたいと考えてるので一旦どっちも使えるように床板にも穴を開けておいた。
排水タンクから水を捨てる際、いちいちタンクを外に出すのは面倒なので、
そのまま下に出せるようにもしておきたいのでこのようにした。
(※もちろん捨てる場所には気をつける必要があるが)
|
穴×2 |
|
床板に穴確保 |
屋外作業時の電源について
鵠沼の駐車場では電源がないので、発電機が活躍した。
この時まだサブバッテリーを設置する前だったので、発電機が唯一の電源だった。
どこでも電動工具使って作業できるようにと思い買ったが、ここで大活躍。
ホンダとかヤマハのは超高かったので中国製安いやつ買ったけど、3ヶ月くらい使ってて全く問題ない。日本の販売店の1年保証もついてる。
ちなみに燃料はガソリンで、車の給油のついでにガソリンスタンドの人に頼んだら入れてくれた。
サブバッテリーを置いてからは、サブバッテリーも電動工具の電源として使うこともある。その方が騒音が少ない。
発電機の試運転の様子。
根太貼り
根太とは、床板の下の土台のようなもの。
キャラバンの鉄板の床部分は凹凸あるので、凹の部分に根太を置いてから、
その上に床板を固定することにした。
溝の厚さは12ミリの合板でちょうど良かった。幅は細いので2センチ。太いので5センチちょい。(太い方は床板カット時の端材がちょうど使えた。
もう一回ホームセンターで床板と同じ合板買って、2センチ幅で10カットしてもらった。
|
それを溝の長さに合わせてカット。 |
|
粗面用両面テープで接着。 |
|
幅は2センチなのでぴったり。 |
|
根太置いた。 |
断熱材を置く
もともと床マットの下に敷いてあった純正の断熱材がなかなか良さそうだったのでそのまま使うことにした。
純正の断熱材の周りや穴部分をシンサレートで補完して床全体を埋める形とした。
|
純正&シンサレート。 |
|
排水用の穴を純正断熱材にも空けた。 |
|
純正&シンサレート。 |
断熱材の上から床板を固定
ついに固定した。
床板にはあらかじめ根太の位置を引いておき、
その上から25ミリのビスで固定した。
根太12ミリ、床板12ミリ、プラス断熱材が数ミリなので、25ミリのビスにした。
燃料タンクのフタとか、よくわからないフタが床下にはあるが、
そのために床板に穴開けてフラットじゃなくなるのも嫌なので、無視して床板を固定した。
必要になったら大規模な戻しが必要だが...
スペアタイヤは問題なく取り出せるってことは確認済みなので、一旦これで進める。
|
根太の位置を写した。 |
|
ビス&ドリルドライバ(makita) |
|
固定① |
|
固定② |
|
固定③ |
コーキング
床板固定後、壁との隙間をコーキングした。
コーキングっていう作業自体今回初めて知って、やってみた。
職人さんみたいで超楽しかった。
|
こんな隙間を。 |
|
養生してから。 |
|
コーキングガン&コーキング剤で。 |
|
埋める。(ヘラで整えた) |
|
後ろ部分。 |
リアとスライドドアの部分も、フローリングでカバーするとはいえ密閉に近い形にしときたいと思ったので、コーキング(シーリング?)した。
リア側は隙間が広いのでバックアップ材なる発泡スチロールの棒みたいなのをハメてから、シーリング剤をめり込ませた。
|
バックアップ材。 |
|
ハメた。(一応速乾ボンドで固定) |
|
防カビ剤入りのシーリング材。 |
|
埋めた。 |
|
端部分。 |
こちらはスライドドア部分。
ここにもぶっこんだ。
|
密閉。 |
|
密閉。 |
シーリング(コーキング? が好きになった。
|
作業風景 |
次は、フローリングマット貼り。(進行中)
発電機
ワークベンチ
日立無段変速ジグソー
シリコンコーク(防カビ)
変成シリコンコーク
コーキングガン