スラムダンク勝利学

高校のテニス部のコーチの指導で読んだ事があった。

そのときは義務感にかられて読んだから全く頭に入らなかったが、なぜだか去年の12月のシューカツ前にこの本を買い、読まずに放置していた。

今日、家にあるいらない本を片っ端からアマゾンに出品していたらこの本を発見。

”そーいや買ったけど読んでないな”と思い、読まずに売りに出すのはしゃくだからサラッと読んでみた。


そしたら予想に反して物凄く勉強になる本だった。

勝負で勝つため、本番で力を発揮するためには常日頃の言動により決定されるセルフイメージ(心理学用語)というものを鍛える必要があり、そのセルフイメージを大きくするための方法が書いてある。

スラムダンクにはそれを説明する要素がちりばめられてるんだってー!
スラダンマニアの俺にはかなり読みやすかった。

走り書きだが印象に残った部分をメモしておいた。

/**************
普段の行動がセルフイメージを決定する。

セルフイメージのミラーの法則
他人にしてほしい事を、他人にすれば自分に返ってくる。
”自分のために”他人に尽くす。

不安=”今”から離れた想像の世界

比較思考はセルフイメージを縮小させる最悪の要因。
他人と自分を比較せず、常に自分のことに集中する。
今すべき事に全力を尽くす心の習慣を築くことが一流への思考法。

自信:普段から築かなければならない意識
結果が出て初めて持てるものではない。
結果を決めつけて信じ、今やるべき事に集中する。
この習慣が自信になる。

自分自身の信じる部分を持つ。
生き方、考え、信条

ハッピーエンドを信じて”大丈夫”と言えるようにする。
**************/

読みながら、”俺ってセルフイメージちっさいっぽいな”とか思った。
自分のために他人に尽くすなんて微塵も考えた事無かったし、他人と自分を比較して凹む事も多い。そしてよくあきらめる。
一方で、将来こうなりたいとか、自分のアイデンティティみたいなものは普段の生活の中で自信として持っている気もする。

この本を読んでいていろいろ思い当たる節があり、普段の考え方を見直す良いきっかけになった。
んで結局アマゾンには定価超えの1200円で出品した。(売る気無いってこと)